冷えとり講座4*靴下の重ね履き

冷えとり講座４*靴下の重ね履き

冷えとり講座今回は靴下の重ね履きについてです。

一日中半身浴や足浴で下半身を温めることはできないので、
活動中は靴下の重ね履きと冷えとりファッションで
足が冷えないようにします。

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っと今でこそ
ヒエトロジーソックスという冷えとり重ね履き専用の綿絹二重構造の靴下を
７～９枚重ねているわたしですが・・・

冷えとりを始めるまえ、東洋医学系の本で初めて
“靴下を３枚以上重ねた方がいい” という記述を読んだ時は
かなり引きました。。

足は冷えるんだけれどそれはもう当たり前で、
夏は素足にサンダルが当然でしたし、
１枚ならともかく、３枚以上って・・・

靴も履けなくなるし有り得ない！！と思っていました。

でも実際に重ね履きをしてみると・・・

これは本当に本当にただ履くだけなのにすごいんです！！
もう戻ることはできません・・・笑

少し長くなると思いますが
ご興味のある方は最後までお付き合いくださいね*

靴下は必ず１枚目は５本指の絹靴下→綿→絹→綿…→綿（毛）と重ねます。

なぜ絹→綿…と重ねていくかなのですが、

綿は水分を吸収する力は強いのですが、それを放出する力はありません。
綿のＴシャツなどが汗でぐっしょり濡れてしまうような感じです。

一方絹は水分を吸収し、さらに放出する力があるのです！！

なので、絹→綿→絹→綿…と重ねると
一枚目の絹が吸い取って放出する水分を次の綿が吸い取り、
その水分を次の絹が吸い取り絹が放出した水分を次の綿が吸い取って…

っということを繰り返してくれて
汗や毒素を効率良く外へ外へと排出してくれます。

不思議ですがこの重ね方だと
重ねれば重ねるほど足に触れる１枚目はサラサラで快適なのです！

例を挙げると・・・

わたしはたくさん靴下を履いているので
幅広のクロックスの靴（保温性の高い素材で出来ています）を
よく履いているのですが、

雨の日、オールトレインという穴のないタイプの靴で一日お出掛けすると
かなり足が蒸れているようで、靴を脱いで靴下を触ると
外側の靴下がぐっしょりと濡れていることがあります。

でも靴を脱ぐまで足が濡れている感覚は全くないのです。
内側は全然濡れずにいつも通り温かくてサラサラだからです！！

これが例えば２～３枚くらいの重ね履きだと肌に触れる１枚目の靴下も
外側の靴下が保ちきれなかった汗で濡れてしまって
不快な上に冷えるということが起きてしまうと思います。

恐るべし絹綿の重ね履きです！！

最初に５本指を何枚か重ねるのは
足指の間から出される汗や老廃物、毒素を
きちんと吸収させるためです。

次にどんな靴下を履くべきか、なのですが
わたしは高くても重ね履き専用のものを買われるのをお勧めします。

わたしが愛用しているのはヒエトロジーソックスという絹綿二重構造の靴下です。

それをインナー１枚５本指２～３枚先丸３～４枚の７枚以上重ねています。

この靴下に行きつくまでに、
冷え症を治すための重ね履きセット靴下（絹・綿・絹の３枚）をまず購入。

初めての重ね履きだったのですごくあたたくてかなりの感動でした。
が、これは結構あっという間に傷んでしまい…
（絹という繊維は弱いのです）

次に重ね履き専用ではない絹の５本指靴下と
同じく重ね履き専用ではない綿の靴下を重ねたりしていたのですが、

これは重ね履き専用でないため、ゴムがきつかったりして
満足感が低かったです。

そんな中出会ったヒエトロジーソックス。
値段は高かったですが絹綿二重構造という点と
冷えとり専用という点に非常に引かれて購入。

初めは４枚重ねからスタートしたのですが
今までのものと全く違って、すごく良かったです！

温かさもピカイチでしたし、包まれる感じで
すごく安心感があるのです！！

しばらく４枚重ねにしていましたが
本に出てくるような足指ジンジンといった症状はなく
ただただ快適なだけでした。

それが、“７枚以上重ねると効果がすごく高い”ということを聞いて
早速７枚にしてみたところ、その翌朝目覚めた時には
待望の（？！）足指ジンジンが始まったのです！！

これは嬉しかったですー！

これはヘンテコな感覚かもしれませんが
冷えとりを始めると自分の体から出る反応が
待ち遠しく、いとおしく、とっても楽しめるんです*

あぁ、悪いものが出てくれているのねーっと。。

健康オタクでこれまでもいろいろ試してきましたが
何かをやったことで体にダイレクトに反応が出る、
という経験が一度もなかったので
冷えとりって本当に面白いなぁと思います。

夫も家では７枚重ね（会社に行く時は３枚重ね）にしていますが

彼の場合、７枚に枚数を増やしたとたん、
今まで感じたことのなかった足の冷えを急に感じて
足先が冷たい、といってさすっていました。

彼はまったく冷え症ではなかったのですが

ヒエトロジーソックスの開発者の気功師の先生に伺うと
これは鈍感だった感覚が靴下のおかげで正常になったとのことです。

また、ヒエトロジーソックスを重ね履きすることで
足指や足首などに圧迫感を感じる方がたまにいらっしゃるようですが

これは一種の排毒の症状で、
潜在的な冷えの強い人が感じるそうです。
しばらく重ねていると感じなくなるそうです。

重ね履き専用の靴下をこんなに履くことで、血流が妨げられて冷えるのでは？
といった心配をされる方も多いようですが、

わたしの愛用のソックスだと
２７センチの足の方が１０枚以上重ねても
まったく大丈夫だとのことです。

わたしも９枚まで重ねた事がありますが血流が悪くなったと
感じたことは一度もありません。

靴下の所有枚数と洗濯ですが

２セット＋インナーと一番外側のソックスを少し多めに揃えます。

洗濯は
インナーは１～３日に一回ぐらいで気持ち悪いなぁと思ったら洗います。
一番外の靴下は汗や毒素が溜まっているので毎日洗濯します。
その他の間の靴下は２～６日に１回ぐらい洗濯します。

わたしは普通に洗濯機に入れて、ほかのものと一緒に洗濯して
普通に干しています。

ヒエトロジーソックスの場合、外側が綿なので
影干しとかはあんまり気にしなくても大丈夫みたいです。

わたしは今愛用しているヒエトロジーソックスのことを
本当に気に入っているので、
他のを試す気持ちには全くなれないのですが、

この他にもいろいろなところで冷えとり専用靴下が販売されているので
是非ご自分のお気に入りを探されて
快適な重ね履き生活をスタートされることをお祈りします。。

長々お付き合いありがとうございます*
ご参考になれば嬉しいです。

次回は靴下と毒出しについて書きたいと思います。

2008.5.2の日記より。